「2021年度 JSCA関西支部 総会」のご報告
非常事態宣言が延長された社会情勢から、今年度の支部総会もHPを併用した開催となりました。
このような状況下にも関わらず、会員の皆様には多大なご協力をいただき、誠にありがとうございます。
ご審議いただいた各議案に対する回答書の集計結果につきまして、ご報告させていただきます。
回答書の総数 343通(委任状を含む)
支部規定に準じ、正会員数 541名 の1/3(=181)以上の回答が得られましたので、総会として成立いたします。
第1 号議案 2020 年度事業報告書(案) 承認 343通(意見の記載 1通)
第2 号議案 2020 年度決算報告書(案) 承認 343通
第3 号議案 2021 年度関西支部幹事候補(案) 承認 343通
第4 号議案 2021 年度事業計画書(案) 承認 343通(意見の記載 1通)
第5 号議案 2021 年度予算書(案) 承認 343通
以上より、2021年度 関西支部総会の各議案は原案通り承認されました。
なお、会員の皆様から届きましたご意見と、それに対する回答を掲載させていただきます。
◎第1 号議案で記載されたご意見
「技術委員会の各分科会活動を見ると複数回の開催をしているものは2分科会だけです。
コロナの中でも開催に努力している会とそうでない会が明白です。役員の方々はどう考えておられるのでしょうか。」
◎関西支部としての回答
「各分科会活動は、各分科会主査に開催方法を一任しておりますが、昨年度は、コロナ禍の中、会員の安全を優先するあまり、大半の分科活動は、低調な状況となってしまいました。JSCA関西会員へのサービス提供の観点からは、JSCA関西の役員としては、反省すべきと考えています。
ところで、現在も関西の3府県に緊急事態宣言が発出されている現状を踏まえると、コロナ禍はしばらく続くことが予想されます。ついては、例年通りの会員サービスを提供するため、今年度は、オンライン等を活用して分科会を開催する予定にしております。」
◎第4 号議案で記載されたご意見
「今年はコロナに負けず活動を期待しています。九州支部、中国支部はデザイン発表会の開催案内をすでに出しています。関西支部が連続で中止はないように頑張ってください。
また技術分科会も何もやらなくてもいいような雰囲気があるなら新役員の方々で活気を与えるように努力をお願いします。若い人達がJSCA離れになるのではないかと思うと気になって仕方ありません。」
◎関西支部としての回答
「例年、総会後に開催していることから今年もできないのではないかと危惧されてのご意見かと思います。
「11.研究会」では、「JSCA関西構造デザイン発表会2021」は「検討中」としておりますが、現在、関西地域の状況を踏まえ、技術委員会が中心となって、オンラインによる開催を模索しています。オンライン開催特有の問題ですが発表者情報をいかに護るかについて苦慮しているところですが、開催に向け前向きに取り組んでいます。ご理解いただけますと幸いです。
また、技術委員会等の諸活動については1号議案に対するご意見にお答えしたとおりですが、若い人達のJSCA離れにつきましては、私どもも懸念するところであります。若い技術者に参加したいと感じていただけるような魅力ある企画を考えていきたいと思います。」
昨年、最初の緊急事態宣言の頃とは異なり、コロナ禍でも出来ることに前向きな意識が増え、オンラインを活用した試みにも手応えを感じております。コミュニケーション機会が減っている今だからこそ、JSCA関西支部から積極的に情報発信を行い、より多くの構造技術者の方と関係を築いていけるよう努めて参ります。
今後とも支部活動へのご理解とご協力をよろしくお願い致します。
2020年6月15日 JSCA関西支部 事務局